1511 - 1518(デボ400形・デボ450形)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 18:34 UTC 版)
「名古屋電気鉄道1500形電車」の記事における「1511 - 1518(デボ400形・デボ450形)」の解説
詳細は「名岐鉄道デボ400形電車」を参照 旧・名古屋鉄道となって初めて新製されたグループで、1923年(大正12年)8月に8両が落成した。車体は1501 - 1506・1510と同じく3扉仕様ながら、車端部寄りの両端扉が両開扉に改められ、また両開扉の車体中央側戸袋部には窓を設置せず、側面窓配置が1 D 1 2 2 D 2 2 1 D 1と変更された。なお、1518のみは車内の仕様が異なり、貸切用途を想定して客室内を3つのスペースに区切ることが可能な構造となっていた。 電装品は従来のGE製からイングリッシュ・エレクトリック (EE) 製の機器に変更され、制御装置はデッカーシステムと呼称される電動カム軸式の自動加速制御装置を、主電動機は定格出力90 HPのものを1両あたり2基搭載した。また、台車はボールドウィン・ロコモティブ・ワークス (BLW) 製のボールドウィンA形に変更された。 後年の形式称号付与に際しては1511 - 1517がデボ400形401 - 407と記号番号を改め、仕様の異なる1518のみデボ450形451と別形式に区分された。
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