ハイドン:12の新ドイツ舞曲
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ハイドン:12の新ドイツ舞曲 | 12 neue deutsche Tänze Hob.IX:12 | 作曲年: -1792年 |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 第1曲 ト長調 Nr.1 G-Dur | 0分30秒 | No Image |
2 | 第2曲 変ロ長調 Nr.2 B-Dur | 0分30秒 | No Image |
3 | 第3曲 ト長調 Nr.3 G-Dur | 0分30秒 | No Image |
4 | 第4曲 ハ長調 Nr.4 C-Dur | 1分30秒 | No Image |
5 | 第5曲 イ長調 Nr.5 A-Dur | 0分30秒 | No Image |
6 | 第6曲 ニ長調 Nr.6 D-Dur | 0分30秒 | No Image |
7 | 第7曲 ト長調 Nr.7 G-Dur | 0分30秒 | No Image |
8 | 第8曲 ニ長調 Nr.8 D-Dur | 0分30秒 | No Image |
9 | 第9曲 変ロ長調 Nr.9 B-Dur | 0分30秒 | No Image |
10 | 第10曲 ハ長調 Nr.10 C-Dur | 0分30秒 | No Image |
11 | 第11曲 ヘ長調 Nr.11 F-Dur | 0分30秒 | No Image |
12 | 第12曲 ニ長調 Nr.12 D-Dur | 1分00秒 | No Image |
作品解説
1792年11月25日、ウィーンのレドゥーテンザール(舞踏会場)で催された慈善舞踏会のために、ハイドンは実用的な舞曲を作曲した。この「12のドイツ舞曲」の他、「12のメヌエット」Hob.IX:11も同様の目的で作曲されたものである。
オーケストラ用に書かれたこれらの作品は、ハイドン自身の手でクラヴィーア用に編曲されている。
ほとんど全ての楽曲が8小節+8小節の16小節で構成され、各々が反復記号をもっている。踊りの伴奏として演奏された際はには、おそらく各部分は何度もくり返して演奏されたことであろう。
第4曲(ハ長調)は、主部と同じ規模のトリオをもっており、第8曲(ニ長調)は後半が4小節拡大されている。
第12曲(ニ長調)は、主部の規模を超える20小節のコーダをもっているが、これは最後の締めくくりに演奏されたものだろう。
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