K元牧師性加害事件
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「日本ホーリネス教団」の記事における「K元牧師性加害事件」の解説
2011年3月21日にこの事件について16ページのレポートで、公式サイトから公開されている。教団のより本質的な「あり方」への問いであり、啓蒙活動や教育活動や体制を今後の課題としてあげている。 なお、この事件で自死した被害女性の母親が、性暴力を今後防いでいくために、事件の経過についてまとめた小冊子を自費出版した。 ^ a b c d e 宗教年鑑平成28年版, p. 121. ^ “会員”. 日本福音同盟(JEA). 2020年3月7日閲覧。 ^ 日本ホーリネス教団人権対策室「K元牧師 性加害事件検証報告」日本ホーリネス教団 第48回総会、2011年3月21日。これは、キリスト教系のラジオ番組や雑誌などで広く知られた同教団所属の小松栄治郎牧師が、家族ぐるみで親交のあった教会員の女性を自身が主宰する「星の子どもたち」のスタッフに抱え、性的暴行を繰り返し、結果的に自死に追いやったことに対して、「事実を検証し再発防止に努めてほしい」という母親からの強い要請を受け、2005年に立ち上げた人権対策室が2年余にわたり調査した内容をまとめたもの。なお、性暴力の被害者になった女性は、その後、強い心的外傷・トラウマから激しい摂食障害や心身症を患い、家族の介抱も効果を結ばず最後は自殺して終わっている。母親の自費出版した手記「宮本の発信-性暴力被害者の家族として-」に経過が報告されている。
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