≪韓国語≫オモ
韓国語「オモ」とは、「オモ」の意味
「オモ(어머)」は、日本語に訳すと「あら」や「まぁ」など、驚いた時に発する感嘆詞の一種である。喜んだり可愛いものを見たり、褒めたい時などの良い意味での驚きの場合も、残念な時や困った時、疲れてしまった時などの悪い意味での驚きの場合にも使用できる。「オモ(어머)」の抑揚を使い分けることで、喜怒哀楽を表現できる便利な言葉ではあるが、主に女性が使う言葉とされている。英語に訳すと「oh!(オー!)」にあたる。「オ(어)」は、何かに気づいた時や驚いた時に「お!」と発したり、近しい間柄の人と会話をする中で「うん」と答えたり、頷いたりする時に使う言葉である。「モ(머)」は、「何」や「何か」という意味の言葉である。「オモ(어머)」は、「あら」や「まぁ」以外にも「えー」や「わぁ」、「うわっ」とも訳すことができる。また「オモオモ(어머어머)」と繰り返すことで、「あらあら」や「あらまぁ」、「やれやれ」というふうに、少しやわらかいニュアンスになるのは、日本語と同じような効果があるといえる。また「オモナ(어머나)」とすることで、強調語として「オモ(어머)」をさらに強調して表現することができる。(「オモナ(어머나)」といえば、韓国人歌手のチャン・ユンジョンの2005年のヒット曲の「어머나!(オモナ!)」があるが、楽曲中の歌詞でも「オモナ(어머나)」が可愛いらしく使われている。)
「オモ(어머)」は、女性的な表現の感嘆詞として使われ、韓国語のニュアンスでは可愛らしい表現にあたるため、誰でもが使える言葉ではない。「オモ(어머)」以外で驚いた時に使える言葉には、「アイゴ(아이고)」がある。「アイゴ(아이고)」も「オモ(어머)」と同じように、喜怒哀楽すべての場合の感嘆詞としても使用することができ、年配の女性に使用されることが多い。もちろん男性も、若い女性も使用することもできるが、その場合の「アイゴ(아이고)」は、短めに発音される。「アイゴ(아이고)」の他にも、地域性の違いなどで「アイゴ(아이고)」の発音が変形した「アイグ(아이구)」という言葉があり、同じ意味で使われるが、主に若者や男性に使用される傾向がある。
韓国語「オモ」のハングル表記
「オモ」のハングル表記は「어머」である。韓国語「オモ」の発音
「어머」は「オモ」と発音する。「オ(어)」は、子音「ㅇ」、母音「ㅓ」から出来ており、「オ(eo)」と発音する。「モ(머)」は、子音「ㅁ」、母音「ㅓ」から出来ており、「モ(meo)」と発音する。- ≪韓国語≫オモのページへのリンク