黒首島関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 04:42 UTC 版)
ミダレガミ / 冴火(さえか) 辻の姉を殺害した張本人で、黒首島で神と崇められる悪霊。黒首島においては「神聖なもの」「一種のタブー」として扱われている。隊長すらも軽々と退ける強大な霊力を持つ。 年に一度出現し、苦痛や絶望に満ちた生贄を好んで喰らうという。龍生が見たその姿は「全身を覆うほど長い白を持ち、両目を縫い付けた女」だったが、犠牲者の魂を吸収すると生前の美女の風貌となる。 明治時代、かつて自分を虐待していた両親を衝動的に殺害。両性具有者であったため「男」とみなされ、黒首島に流刑になる。そこで「女」と見込んだ磊誠の愛人となるが、彼に見捨てられ囚人たちの慰み者になり、精神的かつ肉体的に破壊されゴミのように捨てられた。 その後、失脚し島を彷徨っていた磊誠に発見・保護される。次第にお互いを愛し合うようになるが、囚人たちに追われ追いつめられて湖に転落したところをうつぼ神から力を与えられ、島に君臨する悪霊と化した。 最終決戦では、磊誠と共に覚醒した辻を圧倒したが反撃に転じられ暴走。力を付けるために汚れた魂を持つ鉄一族を殺して取り込んでいったため、魂の重さに耐えきれなくなった空間が破れ、永遠に脱出不可能な無間地獄に鉄一族と共に落ちていった。 切子(きりこ) 八咫烏のリーダーが使役する女の悪霊。元はリーダーの妻だったが、若い男と不倫をしたために殺され、悪霊となった。悪霊としては強力な部類であるようだったが、隊長に一蹴される。 群れ女(むれおんな) 黄泉の国に住む女たち。絶世の美女との噂を聞いた磊誠が興味本位で呼び出した。実際は醜女だったため、期待を裏切られて激怒した磊誠が散々にいたぶった末、森に放置した。 冬子(ふゆこ) 春子・夏子・秋子に連れ添っている悪霊。憑依することで身体能力を上げる能力を持つ。隊長に粉砕された。
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