黄梅院の枝垂れ桜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/11 10:59 UTC 版)
「黄梅院 (飯田市)」の記事における「黄梅院の枝垂れ桜」の解説
山門脇に樹高約18m、幹周5.5m、推定樹齢400年といわれる枝垂れ桜がある。花の色が濃い紅彼岸であり、開花時の色が鮮やかで樹形も素晴らしい。雨が降ると花色は白くなり、コデマリにも似るという。 松川と野底川に挟まれた飯田市中心部には10以上の寺院があり、その境内には桜の老木が多いとされる。黄梅院の枝垂れ桜は「弥陀の四十八願」の一本といわれる。「弥陀の四十八願」とは、飯田城主であった脇坂安政が、その兄二人の菩提を弔うために寛文年間に城下四十八か所に植えたとされる桜で、市内に現存する樹齢350年前後の桜はこの一部とみられる。 この桜は2000年(平成12年)11月22日、飯田市の天然記念物に指定された。 例年飯田市ホームページ「さくらさく」にて、開花情報が発表される。
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