鮒飯とは? わかりやすく解説

鮒飯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 01:04 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

鮒飯(ふなめし)は岡山県郷土料理。主に冬季に食べられる。

特徴

鮒飯。「けんちん汁」の具材に鮒のミンチ肉を入れ雑炊仕立にしたものに近い

ギンブナを三枚に下ろし、中骨を取り除き、硬い小骨が多いため身をよく包丁で叩いてミンチ状にし(時季には「フナミンチ」としてこの状態のものを売っている鮮魚店もある)、少量の油と醤油みりん砂糖だし汁等で炒め煮したものを、ご飯にかけて食べる。なお、多くの場合は具材を加えて調理する(後述)。

フナは他の川魚同様、またはそれ以上に泥臭いため、冬場にとった寒鮒を用いたり、綺麗な真水で餌をやらずに数週間放し、泥抜きをしたものを使う。

主な具材

地域・状況によって具材は変わる。また、具材はフナのみものもある。

補足

池波正太郎の時代小説作品『剣客商売』にも登場しているが、岡山と同様のものが江戸にもあったのかどうかは不明である。

関連項目






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鮒飯」の関連用語

鮒飯のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鮒飯のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鮒飯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS