魔王デスノートの名前について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/28 01:54 UTC 版)
「ラ・アルメイアの幻砦」の記事における「魔王デスノートの名前について」の解説
魔王デスノートの名前は「超ド級の力を持つ死神」という意味からきている。すなわち、死神を意味するDeathに、超ド級の語源である戦艦ドレッドノート (HMS Dreadnought)からnoughtをつけて、「Death・nought」と名づけられたわけである。 『週刊少年ジャンプ』に連載されていた漫画の『DEATH NOTE』を決して意識したわけではなかったのだが、リプレイの連載時期が『DEATH NOTE』の連載時期と被っていたため、連載中は読者から様々な憶測が流れた。 漫画の『DEATH NOTE』は『週刊少年ジャンプ』2003年36号に載った読みきり版が初出である。この『週刊ジャンプ』36号が発売されたのは奇しくも『幻砦』の第一話が載った『ゲーマーズ・フィールド』8th season Vol.1とほぼ同時期であった。そのため、連載第三話で魔王デスノートの名前が初登場したときに『DEATH NOTE』からのパクリ疑惑(読みきり版掲載時は知名度の低い作品だったためにパクリの対象になり得そうという印象もあった)の声などが聞かれた。このパクリ疑惑については、「砦シリーズ」は基本的に1回のセッションを数回に分割して連載しているため、読者の視点からは「連載の一話一話を毎月一回ずつプレイしている」錯覚が生じてしまうゆえの誤解が根底にある。 事実、『幻砦』連載第一話から五話近くまではたった一回のセッションの結果を分割して掲載されたものであり、第一話開始の時点ですでに「魔王デスノート」という名前は存在していた。もちろん第一回のセッションが行われた時期は、読みきり版『DEATH NOTE』が掲載されるよりも前である。 とはいえ、連載版『DEATH NOTE』が開始されて人気が出てからは、パクリめいた印象はぬぐいきれなかったのは確かでもある。このことについては連載時は一切の言及はなかったのだが、2007年に発売された文庫版の後書きでここで記述したような真相が語られている。
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