高宕山のサル生息地とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 高宕山のサル生息地の意味・解説 

高宕山

(高宕山のサル生息地 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 13:54 UTC 版)

高宕山
石射太郎山付近の稜線からの高宕山
標高 330 m
所在地 日本
千葉県君津市富津市
位置 北緯35度11分54秒 東経139度59分33秒 / 北緯35.19833度 東経139.99250度 / 35.19833; 139.99250
山系 房総丘陵
プロジェクト 山
テンプレートを表示

高宕山(たかごやま)は、千葉県君津市富津市の境にある山である。標高330メートル。

概要

野生のニホンザルが生息していることで知られ、1956年に国の天然記念物に指定された。国土地理院発行の2万5千分1地形図にも「高宕山のサル生息地」と表記されている。

周辺一帯は千葉県の県有林で、周囲2342ヘクタールが、1935年に県立高宕山自然公園に指定されている。シナノキが自生する。

山頂は眺望が良く、視界がよい時には富士山筑波山などが見える。

高宕山山頂には雨乞いの釜があり、日照りの際、山麓の田んぼまで休まずに水を運ぶ習俗がある。

関東ふれあいの道のコース上にあり標識も整備されている。

山頂から少し北側には、高宕観音堂がある。

なお、高宕山の手前には石射太郎山があるが、これは台田久保という巨人が鹿野山から山の上にある大きな石に向かって、矢を射ると半里(約2キロ)もある谷間まで射飛ばしたという伝説からとったもので、実際には明治初期から大正初期までの石の切り出場であった。

高宕山から西側の眺め

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高宕山のサル生息地」の関連用語

高宕山のサル生息地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高宕山のサル生息地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの高宕山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS