騎手としての実績
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騎手時代の生涯成績は19,712戦3,299勝で、引退当時としては、ばんえい競馬史上における最多勝記録を達成した騎手であった(2012年に藤本匠によって更新される)。重賞の成績に関しては、ばんえい競馬最高峰のレースとして位置付けられている「ばんえい記念」を、騎手としては最多となる6回もの制覇を成し遂げ、重賞の勝利総数では88勝を挙げた。その他の実績として、NARグランプリにおいては優秀騎手賞を8回、および1997年度の特別賞を受賞している。 金山が騎手デビューした時期の若手騎手は山田勇作(現調教師)など数人のみであり、若手騎手がほとんど存在しない時期であった。ばんえい競馬は林業といった産業の現地で馬や人が働きながら競馬もこなす「兼業」であったのに対して、ばんえい競馬の出場のみへ専念する「プロ」へ変わる転換期であった。転換期を迎えたばんえい競馬の世界で、数少ない若手騎手の中で、金山は若手・ベテランの枠を超えた一際大きい存在感を示してゆく。
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