駅高架化計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:51 UTC 版)
布袋地区を対象とした、江南市の「都市再生整備計画」の関連事業として、当駅と、その前後1.4kmの名鉄犬山線線路が高架化された。開始は2004年度(平成16年度)、2009年(平成21年)10月より着工し、完成は上り線が2016年度(平成28年度)、下り線が2019年度(平成31年度)とされている。2010年(平成22年)2月6日より旧駅舎西側に建てられた仮駅舎の供用を開始し、旧駅舎の使用は前日の2月5日に終了した。 2017年(平成29年)6月10日、かねてから着手していた高架化事業の進捗により、同日から上り線を高架化。下り線は、2020年(令和2年)5月30日に完成した。愛知県建設部方針2020によれば、下り線の高架化は2019年度の予定となっていた。が、新型コロナウイルスの影響で幾分遅れた。上下線全ての高架化が完了して、国道155号(一宮小牧バイパス・北尾張中央道)を含む6ヶ所の踏切が解消された。また従来は駅西側(布袋町市街地側)しか出入りできなかったのが、駅東側(尾北高校・布袋中学側)からも利用できるようになった。駅北側に存在した制限85km/hの曲線は仮線で95km/hに、高架化された上り線は制限110km/h(犬山線の最高速)に緩和され、線形改良も同時に行われている。引き続き下り待避線外側(布袋町市街地側)に回送電車留置用線路の建設が行なわれており、またこの付近の155号線の上下各2車線化の工事も行なわれる予定で、布袋駅を小牧市西部~大口町南部~一宮市東部の最寄り駅として利用しやすくする予定である。
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