駅舎・施設等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:29 UTC 版)
駅舎は旧1番ホームに接する、構内の東側に設置されている。リニューアルされているものの、1912年(明治45年)に建築された木造駅舎である。駅舎内部にはJR全線きっぷうりばと自動券売機が設置され、改札口にはTOICA用の自動改札機(簡易TOICA改札機)が導入されている。 駅員が配置されている有人駅で、JR東海の子会社である東海交通事業に業務を委託する業務委託駅に分類される。かつては駅長が配置される直営駅で、管理駅として武豊線の大府駅を除く各駅を管理していたが、JR東海は2013年10月1日より武豊線内6駅に「集中旅客サービスシステム」を導入し、当駅は6駅への現地出動拠点としたうえで直営駅から業務委託駅とされた。現在の管理駅は大府駅となっている。 駅舎とホームを結ぶために設置されている跨線橋は、前述の通り、1910年(明治43年)11月に完成した、建築当時と同じ場所で現存する中ではJR最古のものである。跨線橋に隣接して煉瓦積みの危険品庫(ランプ小屋)が残るが、これも跨線橋と同時期の1909年(明治42年)に作られている。2010年の段階では、構内の跨線橋は電化後の高さの規定に抵触するものの、防護措置を行って使用を続ける予定と報じられた。しかし、跨線橋と危険品庫のいずれも高架化工事の作業を支障する位置にあるため、今後駅前に完成する公園に移築し保存される予定となっている。
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