香港の会社の役員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:07 UTC 版)
香港の法制は歴史的に英国の法制の影響を受けており、会社(英語:company、中国語:公司)やその役員について定めた会社条例(英語:Companies Ordinance、中国語:公司條例)は英国の会社法(Companies Act)を参考にしている。英国の会社法における会社の役員 (officer)と同様に、香港の会社条例の第2条では、会社条例における役員(英語:officer、中国語:高級人員)は、法人団体(英語:body corporate、中国語:法人團體)について、取締役(英語:director、中国語:董事)、支配人(英語:manager、中国語:經理)および書記役(英語:secretary、中国語:秘書)をいう(1974年第80号第2条増補より)と定めている。また、会社条例の第351(2)条において、罰金又は刑罰に処すべき責任を負う会社の役員(英語:officer、中国語:高級人員)を定め、失責役員(英語:officer who is in default、中国語:失責高級人員)は、会社の役員(英語:officer、中国語:高級人員)、又は会社の影の取締役(英語:shadow director、中国語:影子董事)で、会社条例が定めた規定の拒絶又は違反を知りながら故意にそれを承認又は許可した者をいう(2003年第28号第114条改正より)と定めている。
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