鞄の中の女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:52 UTC 版)
「金田一耕助の冒険 (短編集)」の記事における「鞄の中の女」の解説
短編集第5作(第2分冊第4作)。 「鞄」に「カバン」との読みがなが振られている。 初出 「週刊東京」昭和32年(1957年)4月 事件現場 阿佐ヶ谷の町はずれ(片桐宅)、駒形の「昭和アパート」(由紀子宅) 事件発生日 4月5日、6日、12日、5月5日(昭和32年(1957年)に比定するのが定説) 登場人物 片桐梧郎(かたぎり ごろう) - 阿佐ヶ谷在住の彫刻家。エミ子の死体が発見されたときには行方不明になっていた。 望月エミ子(もちづき エミこ) - 片桐が作った裸婦石膏像のモデル。片桐のアトリエで石膏像に抱きすくめられた状態の扼殺死体となって発見された。 緒方由紀子 - 片桐の別れた妻。自宅の押し入れで絞殺死体となって発見された。 駒井泰三(こまい たいぞう) - 西銀座のキャバレー「金色」経営者。 駒井昌子(こまい まさこ) - 泰三の妻。片桐の妹。もと「金色」ダンサー。 安井友吉 - 神楽坂の酒屋「三河屋」の小僧。飯田橋付近で「女の脚」を載せた大型セダンを目撃した。 杉山(すぎやま) - 金田一の掃除婦。 池部警部補 - 所轄の捜査主任。 新井 - 捜査1課第5調べ室の刑事。 海野(うんの) - 「女の脚」事件で片桐に聞き取りをした刑事。
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