鞆に関わること
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 15:22 UTC 版)
「弓の音」という言葉が万葉集を始めとし、数々の和歌の中で詠まれているが、これは鳴弦か鞆音(ともね)のことを指し、鞆音とは弓矢で矢を射た時に、弦が鞆に当った時の高い音をいう。 日本の弓矢神として知られる応神天皇は、鞆を携えて生まれたとされ、それゆえに生まれながらの武神であるといわれ、誉田別尊(ほむたわけのみこと)、大鞆和気命(おおともわけのみこと)。誉田天皇(ほむたのすめらみこと/ほんだの-)という別称も持っている。 広島県福山市の地名「鞆町」や「鞆の浦」の由来である。 紋様の一つの巴(ともえ)は、鞆の形を図案化して作られたとも、逆に鞆の形に似ていたため「ともえ」という名前になったとも、また、鞆によく描かれた紋様であるからとも言う。
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