革命家としての面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 17:42 UTC 版)
「グレゴワール・カイバンダ」の記事における「革命家としての面」の解説
1965年から1971年にかけてカイバンダ政権の下、ルワンダで中央銀行総裁を務めた服部正也は、自著『ルワンダ中央銀行総裁日記』においてカイバンダを誠実な農民政治家として好意的に記している。一例として、1965年の経済政策の方針に関する議論の中で、服部にルワンダの将来像をどのようにしたいか?と問われたカイバンダは、以下のように回答したとしている。 私は革命、独立以来、ただルワンダの山々に住んでいるルワンダ人の自由と幸福とを願ってきたし、独立ルワンダにおいては、ルワンダの山々に住むルワンダ人が昨日より今日の生活が豊かになり、今日よりは明日の生活がよくなる希望がもて、さらには自分よりも自分の子供が豊かな生活ができるという期待を持てるようにしたいと考えている。私の考えているルワンダ人とは官吏などキガリに住む一部の人ではない。ルワンダの山々に住むルワンダの大衆なのである。 — グレゴワール・カイバンダ また、政権末期に不正が見られたことについても、親族などの取り巻きがその地位を濫用して行っており、大統領自身は依然清廉であったと評している。
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