青NW1号【アオNW1ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9782号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | なめこ | |
登録品種の名称及びその読み | 青NW1号 よみ:アオNW1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中里康和、岩村良男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、突然変異で発生した白色子実体から選抜し、育成されたものであり、菌さんの形は平形で白色の空調栽培向きの品種である。菌糸の生長最適温度は27℃、菌糸密度は普通である。最適温度における子実体発生までの期間は51~60日、子実体の発生温度較差は15~17℃、処理温度は6~10℃、生長最適温度は8~10℃である。発生型は散生、1瓶当たりの収量は180gである。菌さんの形は成育初期が鰻頭形、成熟時が平形、色は成育初期が黄色、成熟時が白色、肉質は普通、粘着物は少である。菌柄の形は2型、太さは普通、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1:1.4である。「河村61号」及び「KN43号」と比較して、収量が多いこと、成熟時の菌さんが白色であること等で区別性が認められる。なお、「河村61号」及び「KN43号」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和50年に青森県林業試験場(東津軽郡平内町)において、なめこ生産施設(青森県十和田市)の品種不明の早生種菌から突然異変により発生した白色子実体を組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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