青峰道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/26 15:22 UTC 版)
青峰山の登山道は「青峰道」と総称される。鳥羽市側からの登山道は、松尾道と堅子道の2ルート、志摩市側からの登山道は、的矢道・磯部道・五知道の3ルートある。近鉄が作成し、駅などで配布している「てくてくまっぷ 青峰山正福寺コース」では近鉄志摩線松尾駅を起点とし、松尾道(旧道)を経て青峰山正福寺に至り、磯部道を通って同線沓掛駅を終点とするコースが紹介されている。自動車利用の場合は、お船祭りの際に通行規制がかかり、鳥羽市側の松尾道(新道)を利用して登り、志摩市側の的矢道を利用して下る一方通行が実施される。 松尾道 鳥羽市側からの登山道。1962年(昭和37年)に開通した自動車で登ることのできる新道と、以前からの徒歩で登る旧道の2つがある。鳥羽市松尾町の松尾交差点(国道167号交点)を起点とし、松尾集落を抜けて山頂に向かう。26丁ある。 堅子道 鳥羽市側を起点とする登山道。鳥羽市堅子町を起点とし、志摩市磯部町山田の奥部地区で的矢道と合流する。 磯部道 志摩方面からの主要な登山道である。志摩市磯部町上之郷の伊雑宮を起点に磯部町山田、磯部町沓掛を経て山頂に至る。登山口から山頂まで17丁ある。自動車利用不可。 的矢道 志摩市側からの登山道。志摩市磯部町的矢の的矢村神社の北側を起点とし、幣振坂、磯部町山田の奥部を経由して山頂に至る。奥部から山頂までの区間は舗装され、自動車利用が可能である。一部に残されている徒歩専用の旧道は通行困難な区間が存在する。66丁ある。 五知道 志摩市側からの登山道。志摩市磯部町五知の下五知集落入り口(五知駅前)を起点とし、東方向に進み山頂に至る。主に磯部町五知の住民に利用され、その他の地域の住民が利用することは少ない。自動車利用不可。丁石はない。
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