震災後の状況と発行紙面データの配布
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「東海新報」の記事における「震災後の状況と発行紙面データの配布」の解説
東海新報社の公式サイトは2011年3月11日の東日本大震災発生当日の午前中で更新がストップしたままとなっていたが、2011年4月1日付けでサイトの更新が再開された。 岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙である胆江日日新聞は、気仙地域(大船渡市、陸前高田市、住田町)の詳細な情報を確認したいという岩手県内外の人たちの声に応え、3月17日に、記者2人と営業社員1人を東海新報社に訪問させて津波被害を受けた大船渡、陸前高田市の状況を取材した。 その際に、東海新報社から震災直後に発行した紙面のpdfデータを託され、同社サーバーに同データをアップロードして紙面公開がなされている。 一方、「東海新報」としての新聞発行のほうは震災翌日、その日出勤できた半数の社員全員で号外を製作し、夜更けに刷り上ったA3判のカラーコピー2000枚を手分けして避難所へ運んだ。13日以降は自家発電装置を使い輪転機を回して従来の8ページから4ページに減らしモノクロ印刷でしのいだ。
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