でん‐ちゅう〔‐チウ〕【電鋳】
読み方:でんちゅう
「電気鋳造」の略。
電鋳
電鋳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 08:52 UTC 版)
伝導体を金属イオンを含む電解液に浸漬し電気分解を行うと陰極に金属が電析する現象を利用した技術には、電気めっきのほか、電解採取、電解精製、電鋳、電解金属箔などがある。 このうち電鋳(でんちゅう)は電気めっき(電解めっき)でめっきを厚く重ねることによって強度を持たせ、あたかも鋳造品のようにするものである。レコードやコンパクトディスク、DVDのスタンパ、ソフトビニール製品の金型、加速器の部品、ロケットエンジンの燃焼室の製造等に使用される。常温で細部の忠実な再現に適していることから、精密な加工に適している。一方、加工時間がかかるので大量生産には適さない。
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