雲紋竹

デジタル大辞泉

うんもん‐ちく【雲紋竹】

読み方：うんもんちく

ハチクの変種。茎の表面に紫褐色の雲状の斑点がある。近畿地方などに自生するが、観賞用・工芸用に栽培もされる。斑竹(はんちく)。丹波(たんば)斑竹。

竹図鑑

雲紋竹

学名：P. nigra f. boryana
和名：ウンモンチク

備考（別名・通称など）：ハンチク、モンチク雲状の茶褐色の紋

ウンモンチク（雲紋竹） Phyllostachys nigra f. Boryana マダケ属、ハチクの一種。ハチクの 稈に黒褐色大形の雲紋がついたもの。 ほとんどが長円形の紋だが、ときに 円形のものが混じる。 稈の下部には紋が入りにくいので、 株元の美しいところを利用しにくい。 別名はタンバハンチク。 似た模様のあるオカヤマトラフダケ やトサトラフダケは菌による紋であ るが、ウンモンチクは生理的なもの による紋であるため、移植した場所 でも紋があらわれる。

植物図鑑

うんもんちく (雲紋竹)

●中国原産の「クロチク（P. nigra）」の一品種です。桿に茶褐色の雲状の斑紋がはいります。丹波地方で多く栽培されているため、「タンバハンチク（丹波斑竹）」とも呼ばれます。「京銘竹」の一つとされ、建築用や工芸用に利用されています。
●イネ科マダケ属のタケ類で、学名は Phyllostachys nigra f. boryana。英名は Leopard bamboo。

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植物名辞典

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読み方：ウンモンチク（ｕｎｍｏｎｃｈｉｋｕ）

淡竹の変種