陸軍入隊とカナダへの派遣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:17 UTC 版)
「フランソワ=ガストン・ド・レビ」の記事における「陸軍入隊とカナダへの派遣」の解説
ラングドック地方リムー近郊のアジャック城に、父でアジャック侯爵のジャン・ド・レビ、母ジャンヌ・マロンヌの子として生まれる。1735年にフランス陸軍入隊、その後20年間、ヨーロッパの各地での戦闘に参加し、サン・ルイ勲章を受勲した。 1756年、フレンチ・インディアン戦争に従軍する。この戦争でカナダに派遣されたフランスの士官の中で、最も有能な人物の一人であった。他にはルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィルも派遣されている。 特にレビはフランスを発つ際に、指揮官であるルイ=ジョゼフ・ド・モンカルムが死亡、もしくは職務続行不可能の場合は、レビがフランス軍の指揮を執ること、また、ヌーベルフランス総督ヴォードルイユが死去の場合は、モンカルムが自動的に総督となり、モンカルムがその後死去、または職務続行が不可能の場合は、レビが総督に就任することが約束されていた。 この年の4月6日に、レビは5人の従者とともにブレスト港を発ち、5月31日にケベックに着いた。当初は准将待遇であったが、その後、カナダの正規部隊の副指揮官となった。
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