除外された種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 03:46 UTC 版)
Lentinula reticeps (Mont.) Murr. タイプ標本は、北アメリカ(オハイオ州)から得られたものであるという。のち、ウィスコンシン産の標本をもとにシイタケ属に編入された菌であるが、記載 によれば「かさは径3 cm 前後、その表面はいくぶん膠質で、著しく隆起した網目状ないし血管状のしわを備え、サケ肉色から帯赤桃色を呈し、縁は内側に巻き込む:肉も淡桃色:ひだは密で直生あるいは僅かに垂生し、柄に近い部分ではときに網目状に吻合しており、サケ肉色を呈する:柄は無毛平滑で白っぽく、下方に向かって黄褐色を帯び、基部は黒みがかっており、偏心生あるいは側生し、中実:胞子は無色・球状で、とげ状ないしいぼ状の突起におおわれ、径 5-7μmである」とされている。かさの表面の質や色調などに加え、胞子の形質からは、シイタケ属の種ではないと推定され、ホシアンズタケ(Rhodotus palmatus (Bull.: Fr.) Maire)の異名である可能性が高い。
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