限界効用理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/31 14:15 UTC 版)
限界効用理論(げんかいこうようりろん、英: marginal utility theory)とは、限界効用概念を軸にして形成された経済学上の理論。1870年代にウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズ、カール・メンガー、レオン・ワルラスによって学問体系として樹立した。従来の労働価値説に基づく可算的な商品価値を前提とした経済学から、功利主義に基づく序数的(相対的)な価値・効用に拡張することで、ミクロ経済学や金融論に革命をもたらした。
- ^ 美濃口武雄「限界革命の起源」『一橋論叢』第70巻第5号,1973年.p64-75
- 1 限界効用理論とは
- 2 限界効用理論の概要
- 3 限界革命
- 4 脚注
- 限界効用理論のページへのリンク