開発課としての玩具開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:35 UTC 版)
開発課時代に枯れた技術の水平思考を元に数多くの玩具を手掛け、主な作品に小型のピッチングマシーン『ウルトラマシン』、簡易版嘘発見器『ラブテスター』、射撃玩具『光線銃シリーズ』などがある。 『光線銃シリーズ』は大ヒットしたものの、不良品問題で儲けがほとんど出なかった。しかし、社長の山内が乗り気になり、『レーザークレーシステム』として積極的にアーケード展開をもくろむ。軌道に乗るかと思った矢先、オイルショックの影響で建設計画撤回が相次ぎ、横井には責任はないものの、任天堂が傾く程の赤字を出すことになった。 『レーザークレーシステム』は失敗に終わったものの、アーケード事業は継続され、ゲームセンター向けのエレメカを手掛けるようになる。その後、任天堂のアーケード事業はエレメカからコンピュータゲームに移行したため、横井は再び玩具開発に専念することになった。その時の主な作品として、ゲーム性を取り入れた掃除機『チリトリー』や『ルービックキューブ』に触発されて製作した立体パズル『テンビリオン』がある。
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