開国_(李氏朝鮮)

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開国 (李氏朝鮮)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/02 01:08 UTC 版)

開国（かいこく、개국）は、李氏朝鮮で用いられた紀年法のひとつで、李氏朝鮮の建国年である1392年を紀元としている。開国年号ともいう。いつ考案されたかは不明であるが、1876年2月26日に調印された日朝修好条規原文の朝鮮側署名欄には「大朝鮮國開國四百八十五年丙子二月初二日（2月2日 (旧暦)）」の日付が明記されており、また1883年10月30日に創刊発行された朝鮮初めての近代的新聞である『漢城旬報』に「朝鮮開國四百九十二年」の用例が見られる。公式には甲午改革で成立した金弘集政権が1894年7月27日から正式に採用し、1896年のグレゴリオ暦採用と同時に「建陽」の元号を建てるまで用いられた。それまで宗主国である清の元号（光緒）を用いていたが、清との宗属関係を廃止することを明確化する狙いで、清の年号を廃止して独自の紀年法を用いることとしたものである。

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「開国 (李氏朝鮮)」の例文・使い方・用例・文例

• 米国政府は日本を開国させようと試みた。
• 開国は日本文明に大きな影響をもった。
• 開国以来日本は封建社会から近代国家へとめざましい変貌を遂げた.
• 日本は開国以来外敵の侮りを受けしこと無し
• 開国二千六百年
• Perry は開国通商を求む
• 開国論を唱える
• 開国主義
• 開国主義者
• 開国主義という,鎖国をやめて国を開くべきであるとする考え方
• 例えば，日本の開国や天皇を中心とする国の発展についての指令が含まれている。
• マシュー・ペリー代将の来航以来，徳川幕府は開国するよう圧力を受けていた。