開催の経緯 〜佐々木彩夏と「秋桜」〜
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「ももいろ夜ばなし」の記事における「開催の経緯 〜佐々木彩夏と「秋桜」〜」の解説
2012年8月、ももいろクローバーZは坂崎幸之助(THE ALFEE)が主宰するフォークイベントにグループとして参加し、初めてソロでアコースティック楽器とのセッションに挑戦。メンバーの佐々木彩夏は山口百恵の「秋桜」(こすもす)をカバーするも、大きく音を外すなどして歌いこなすことができなかった。本人は翌日のブログで謝罪するなど重く受け止め、後日インタビューでは「一曲しかない中で、いままで歌ったことのないジャンル、それも大先輩の歌を歌わせていただく、ということをもっと真剣に考えなくちゃいけなかった」と反省した。 同年11月、「秋桜」リベンジの機会も兼ね、グループ初のアコースティックライブ(本公演)が開催された。これに際して本人は、歌詞を読み込み登場人物の設定や物語の解釈を複数パターン熟考。自分なりにしっくりくるものを決めて曲との距離感を縮め、歌詞とコード進行の関係性も頭に入れてからボイストレーニングに臨み、万全の態勢で本番を迎えた。 この時のパフォーマンスが認められ、翌2013年の7月には「秋桜」の作者であるさだまさしのコンサートに、ゲストとして招待されることとなった(他のメンバーは伴わず)。ステージ上で、さだと「秋桜」をデュエットし、通算4000回となる区切りのソロコンサートに花を添えた。後日のインタビューでは最初の失敗を振り返り、「歌に対しての意識も変わったし、パフォーマンスに対する意識もあの日を境にあがりました」「力が足りてないから理想のレベルを落とすんじゃなくて、揺るがない理想に向かって、進んでいかなくちゃいけない」と述べた。
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