門下・縁戚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 02:44 UTC 版)
プロ棋士となった弟子は多く、北楯修哉、金高清吉、清野静男、板谷四郎、花村元司、木村嘉孝がいる。また、花村と板谷も多くの弟子を輩出し、系譜上には深浦康市(王位)、高見泰地(叡王)、藤井聡太(竜王・王位・叡王・王将・棋聖)らタイトル獲得者や、平成期以降も多くのプロ棋士が誕生している。三男の木村義徳もプロ棋士となったが、加藤治郎門下となり、系統は異なる(木村は関根金次郎、加藤は小菅剣之助の系譜)。 特に花村とは仲がよく、晩年まで共に仲良く競輪場へ通っていた。1985年に花村が先に亡くなると「(花村は)とてもよい弟子だがたった一つ悪いことをした。師匠より早く死んだことだ」と悲しんだという。 弟の木村文俊は駒師。妹の若子は女優松井須磨子の養女となり、のち俳人・川上梨屋の妻。妻・鶴子は実業家鶴森信太郎の娘。日本鋳銅取締役の鶴森亀蔵は義兄にあたる。先述の通り、三男・義徳も棋士となり八段まで昇段(引退後に贈九段)。
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