長林総2号【チョウリンソウ2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7642号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | なめこ | |
登録品種の名称及びその読み | 長林総2号 よみ:チョウリンソウ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 増野和彦、小出博志、一ノ瀬幸久、竹内嘉江、馬渡栄達、大矢信次郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌株どうしを交配し育成されたものであり,菌さんの形は丸山型で明黄橙色の施設栽培向き品種である。菌糸の生長最適温度は25℃,30℃での菌糸の生長は0.1㎜である。菌さんの形は生育初期は半球形,成熟時は丸山形,色は生育初期はその他(暗褐),成熟時は明黄橙色,肉質及び粘着物は普通である。菌柄の形は4型,太さは細,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1:1.9である。子実体の発生温度較差は3~5℃,処理温度は11~15℃,生長最適温度は14~16℃,発生型は叢生である。最適温度における子実体発生までの期間は121日以上,発生処理期間は41日以上である。収量は1瓶当たり347gである。「森13号」と比較して,30℃での菌糸の生長が遅いこと,収量が多いこと等で,「長林総3号」と比較して,菌糸の生長最適温度が高いこと,菌柄の形が4型であること等で区別性が認められる。なお,「森13号」,「長林総3号」等との対峙培養において嫌色反応を示す。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者の施設(長野県塩尻市)において,出願者の保存菌株(長野産)どうしを交配し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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