長崎地区の地番整理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 15:02 UTC 版)
旧長崎町の区域では、豊島区成立の7年後の昭和14年(1939年)に全域にわたる町名変更・地番整理が実施された。この時、昭和7年成立の長崎仲町1・2丁目、長崎東町1〜4丁目、長崎南町1〜3丁目、千川町1〜3丁目が廃止され、高松1〜3丁目、千川町1・2丁目、要町1〜3丁目、千早町1〜4丁目、長崎1〜6丁目、椎名町1〜8丁目が新たに画された。なお昭和7年成立の千川町1〜3丁目と昭和14年成立の千川町1・2丁目とは範囲が異なり、前者は現行の要町3丁目、千早4丁目、長崎6丁目を含む広範な地域の地名であった。 長崎1〜6丁目、椎名町1〜8丁目については昭和39年〜43年(1964〜1968年)に住居表示が実施された。椎名町の町名は昭和41年(1966年)に消滅した(現町名は南長崎など)。 高松1〜3丁目、千川町1・2丁目、要町1〜3丁目、千早町1〜4丁目は長らく住居表示未実施のままであったが、平成元年(1989年)に従前の町名を引き継ぐ形で住居表示が実施された。 町名(1939年現在)町成立直前の旧地名町の廃止年現町名備考高松一〜三丁目 長崎東町3・4、板橋区板橋町3 1989 池袋3、高松1〜3 千川町一・二丁目 千川町1、長崎東町3 1989 千川1・2 要町一〜三丁目 長崎東町2・3、長崎仲町1、千川町1・2 1989 西池袋5、池袋3、要町1〜3 千早町一〜四丁目 長崎東町1・2、長崎仲町1・2、千川町1〜3 1989 西池袋4・5、長崎5、千早1〜4 長崎一〜六丁目 長崎南町2・3、長崎東町1、長崎仲町1・2、千川町3 1968 南長崎1・5・6、西池袋4、長崎1〜6 長崎1〜5丁目は1964年、同6丁目は1968年に住居表示実施 椎名町一〜八丁目 長崎南町1〜3、長崎東町1、千川町3 1966 南長崎1〜6、目白4・5 4〜8丁目の全部と2・3丁目の一部は1964年廃止(南長崎1〜6となる)。1丁目の全部と2・3丁目の残余は1966年廃止(目白4・5となる)。
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