録音までの過程
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「RYDEEN 79/07」の記事における「録音までの過程」の解説
2006年5月、キリンビールから元YMOの3人、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏にテレビCMの出演依頼。2か月間、スケジュール調整しながらCMコンセプトのディスカッションを重ねた。2006年8月、CMコンセプトが決定。CMで使用する楽曲は新たに制作する意見もあったが演出側の希望でYMOの代表曲『ライディーン』が選曲された。 2006年10月からメンバーがレコーディングの内容や段取りをメールで意見交換。プリプロダクションを行った後、レコーディングを音響ハウスで行うことが決まった。YMOは今までプリプロダクションを作成せずに録音するスタイルを採用していたため、プリプロダクションによる録音は今回が初のことである。プリプロダクションではまず高橋が土台のトラックを作り、細野がギターのダビングなどを行った。坂本は「insen」のツアーのため、プリプロダクションには参加できなかった。 レコーディングは2006年11月6日から11月8日にかけて、メンバー3人を中心に行われた。YMOによるレコーディングは1993年の「再生」以来、14年ぶりのことであった。初日は坂本の作業を中心に、高橋のドラムを録音。その後、3人の作業が交互にされた。最終日のミックスは坂本とエンジニアの飯尾芳史で行われた。本楽曲が完成したのはCM撮影前日で、細野と高橋がミックスダウン後の音を聴くのは撮影当日の楽屋だった。
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