録音スタジオとしての使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 14:09 UTC 版)
「イエス=キリスト=教会 (ダーレム)」の記事における「録音スタジオとしての使用」の解説
室内音響の素晴らしさのおかげで、イエス=キリスト=教会 (ダーレム)は録音スタジオとして使用されている。1950年代以降、この教会は有力なオーケストラ、合唱団、国際的なソリスト、指揮者、そして大きな世界シェアを有するレコード会社、ラジオ局、放送局の録音会場として使われている。その使用に関して、以下の演奏家や演奏団体を挙げることが出来る。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 、その指揮者としてヴィルヘルム・フルトヴェングラー、カール・ベーム、フェレンツ・フリッチャイ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド 、ダニエル・バレンボイム、共演した世界的演奏家としてスヴャトスラフ・リヒテル、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ, アンネ=ゾフィ・ムター, ギドン・クレーメル, アンドレイ・ホテーエフ, オルガ・シェプス, ルチアーノ・パヴァロッティ, ミレッラ・フレーニ, ヴァルトラウト・マイヤー, ジークフリート・イェルザレムらがいる。ドイツ・グラモフォン, EMI, デッカ・レコード, フィリップス・レコード等のレコードレーベル、レコード会社、とりわけ、西ベルリン・アメリカ軍占領地区放送局(略称、リアス放送局) とドイツ文化ラジオはこの教会を録音会場として高く評価した。良好な音響に加えて、オーケストラと合唱団のための配置スペースを広く確保できることが演奏家や録音技術者たちから別の長所として評価されている。イエス=キリスト=教会 (ダーレム)の場合、教会堂内の長椅子を後方に移動させて、広いスペースを作ることが出来る。騒音の無いセントラルヒーティングや優れた室内照明も評価されている。
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