鉱山開発の段階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 20:04 UTC 版)
鉱体の発見から鉱物の採掘、さらにはその土地を自然な状態に戻すまでの鉱業の過程は、いくつかの段階からなる。まず鉱体の発見は、試掘や鉱物探査を行い、鉱石が見つかったら鉱脈の位置と範囲を確定する。このとき、鉱石の品質を推定し、数学的に資源量を推測する。この推定によって、鉱山開発を本格化する前に採算に合うかどうかを判断する。さらに技術的要素と経済状況を勘案し、鉱山として開発するかどうかを決定する。開発が決定すると採掘した鉱石を処理する各種設備を建設し、掘削を開始する。掘削と鉱石の回収は、採算が合う間は続行される。採算に合わなくなると、採掘をやめて、その土地を将来別の用途に使えるように自然な状態に戻す作業を開始する。
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