鉄道郵便局と郵便番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:13 UTC 版)
鉄道郵便線路と受渡する局は約2000局あったが、すべてに3けたの郵便番号を付定することは不可能であったため、3けた目「9」を乗務員を親局として番号を付定した。なお例外として 秋田県、岩手県、青森県、北海道の04、07~09地域は「8」も乗務員の番号として付定した。 東京都、神奈川県など一部の地域については「9」を乗務員の番号とせず、静止局の番号に付定した。地域としては10~17、21~24、27、33、35、42、43、45~49、53~58、60、65、80である。 その上で線路の下り順に番号を振り、線路の異なるごとに4けた目を更新した。すなわち秋田県内では大阪青森線を象潟から順に018-01、018-02…とし、大館阿仁合線を018-4X、盛岡大館線を018-5X、福島秋田線を019-0X~019-2Xとして、車内にて継走区分の上受渡したのである。 受渡局とは乗務員と郵便物の受渡を行う局で、普通局、特定局の別とは関係はない。受渡局以外の局を一般局という。また、鉄道局以外の郵便局を静止局という。
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