釜川プロムナード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 15:02 UTC 版)
オリオン通りの裏手を流れる釜川が親水公園化されたもので、川沿いには飲食店や衣料品店が多く立地している。夜間はライトアップされる。 かつての宇都宮市街地には多くの小さな川が流れており、宇都宮中心部を流れる釜川は第二次世界大戦前には清流を生かした染物屋のほか、鰻屋などの飲食店があり、市民の憩いの場となっていた。戦後は流域の開発により水質が悪化し、氾濫を度々起こすようになったので、1989年に市街地を流れる1.9kmが日本初の二層式河川(川底に排水路を設置している)に改修された。現在は並木や時計塔、東屋、ベンチをそなえた親水河川となっている。 パルコ南側の釜川沿いには、かつて赤線地帯があった。現在でも飲食店や衣料品店の多くは古くからの建物を改装して使用しているため、街並みには赤線時代の面影が色濃く残っており、これが古き良き時代の花街的空間の創出に寄与している。
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