金鯱賞3連覇
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5月28日の金鯱賞に出走、単勝オッズ1.4倍、シルクフェイマスやアドマイヤグルーヴを押しのける1番人気に推される。大外枠からスタート、ハナを奪取しスローペースを刻んだ。第3コーナーあたりで促されて押し切り体制に突入。直線では、後続勢の追い上げを封じて逃げ切り、後方から追い込んだヴィータローザに2馬身半差をつけて重賞3勝目。金鯱賞3連覇を果たした。1956年から1958年にかけて鳴尾記念を優勝したセカイオー以来、47年ぶり史上2頭目となるJRAサラ系平地同一重賞3連覇達成。獲得賞金は10億8422万1000円に上り、ナリタブライアンを抜き、テイエムオペラオー、スペシャルウィークに続くJRA史上第3位となった。 その後は、宝塚記念7着。秋は古馬の王道路線、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念で着外となり、競走馬を引退した。有馬記念12着敗退後の中山競馬場にて引退式が行われ、ジャパンカップ優勝時の1番ゼッケン姿が披露された。佐々木は「憧れのジャパンカップに勝つなど、僕の夢をすべてかなえてくれました」と述べている。2006年1月6日付で、JRAの競走馬登録を抹消される。
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