金銅装唐鞍
主名称: | 金銅装唐鞍 |
指定番号: | 2017 |
枝番: | 04 |
指定年月日: | 1959.12.18(昭和34.12.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 3具 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 室町時代の作品。 |
金銅装唐鞍
主名称: | 金銅装唐鞍 |
指定番号: | 2517 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1987.06.06(昭和62.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1具 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 唐鞍・黒漆鞍共に、熱田神宮において五月五日並びに八月八日の神輿渡御【しんよとぎよ】神事に用いられた鞍である。すなわち唐鞍は祭神用、黒漆鞍は朝使に倣った郷代・補代の両頭人用である。飾鞍図は唐鞍の皆具を写したもので、現在は失われた〓【したぐら】・障泥【あおり】・鞍褥【くらしき】等の図があり、往時における唐鞍の全容が知られる。 唐鞍の鞍橋【くらぼね】は、鎌倉時代のそれに比して前輪の厚みが薄く、後輪【しずわ】の尻のふくらみも小さく、また居木幅も狭くなっている。しかしいまだ鎌倉時代の雄渾な形姿を伝えるとともに、宝徳三年(一四五一)の修理刻銘を勘案すると、その本体の製作時期は室町時代初期頃に比定される。 黒漆鞍二背も、金銅装と黒漆の違いはあるが、極めて近似する形姿を示しており、共に同時期に調進された可能性が大である。 類例の少ない円金装唐鞍として、かつ製作の優れた鏡鞍・黒漆鞍としても貴重である。 |
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