野球・選挙以外の予測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 21:10 UTC 版)
「ネイト・シルバー」の記事における「野球・選挙以外の予測」の解説
前述した「サッカー・パワー・インデックス」(SPI)は「1)データベース内のすべての試合より競争力係数を算出」「2)すべてのナショナルチーム及びクラブチームのゴールを決める能力とそれを阻止する能力を反映した評価を設定」「3)利用可能なすべての試合よりプレイヤー個人の評価を導き出す」「4)現在のロースターの総合評価にチームやプレイヤーのデータを組み込む」という主に4つの段階を踏んで将来の試合結果を予測するものである。 SPIに基づいて2010年南アフリカ大会ではブラジルの優勝を予想したが、実際には2位と予想したスペインが優勝した。各グループの上位2チームと予測した計16チームのうちで実際にグループを突破したのは11チームだった。2014年ブラジル大会でもブラジルが優勝し、準決勝ではドイツに65%の確率で勝利するとしていたが、またしても予想が外れてしまった。シルバーは準決勝のブラジル対ドイツ戦後に、ドイツにも勝利する確率は35%あったが、7-1という得点差でブラジルを破るのは統計学的見地からすると極端な外れ値だったとして「ワールドカップの歴史の中で最も衝撃的な結果」になったと述べた。各グループの上位2チームと予測した計16チームのうちで実際にグループを突破したのは9チームだった。 2010年4月にはニューヨーク・マガジン誌のために「ニューヨーク市内で最も住みやすいエリア」という定量的な指標を作成している。
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