重箱料理

沖縄大百科

重箱料理

読み方：じゅうばこりょうり

シーミー(清明祭)やお彼岸、旧盆、法事など祖先供養のさいに供される料理。重箱は基本的に一段に餅、二段に料理が詰められる。重箱の大きさは八寸四方が一般的で、それを9マスに分けて料理を詰める。餅は3列に5個づつで15個が入れられ、上の段には9種、カステラかまぼこ、赤かまぼこ、揚げ豆腐、田芋のから揚げ、天ぷら、ごぼう煮しめ、昆布煮しめ、こんにゃく、豚の三枚肉が詰められる。

ウィキペディア小見出し辞書

重箱料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/14 03:47 UTC 版)

「沖縄料理」の記事における「重箱料理」の解説

彼岸・清明祭・旧盆などに使われる沖縄独特のお供え料理。「しみむん」（煮しめの意）、「くわっちー」（ご馳走を意味する言葉）などとも呼ばれる。地域や門中、節目により多少の違いがあるが、伝統的には四段重ねで、二段が白餅、残り二段には御三味（豚三枚肉、かまぼこ、揚げ豆腐、煮昆布、天ぷら、ゴボウ、結びこんにゃく、ターンムのから揚げ等）が碁盤目状に綺麗に並べて詰められる。