釈迦八相倭文庫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 出版 > 文庫 > 釈迦八相倭文庫の意味・解説 

しゃかはっそうやまとぶんこ〔シヤカハツサウやまとブンコ〕【釈迦八相倭文庫】

読み方:しゃかはっそうやまとぶんこ

合巻58編。万亭応賀作。2世歌川豊国2世歌川国貞・惺々(せいせい)暁斎画。弘化2〜明治4年(1845〜71)刊。釈迦が1代に示現した八相平易な読み物翻案したもの。


釈迦八相倭文庫

読み方:シャカハッソウヤマトブンコ(shakahassouyamatobunko), ミノリノニワヤマトブンコ(minorinoniwayamatobunko)

初演 明治13.2(東京中島座)


釈迦八相倭文庫

読み方:シャカハッソウヤマトブンコ(shakahassouyamatobunko)

分野 草双紙

年代 江戸後期

作者 万亭応賀


釈迦八相倭文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 06:45 UTC 版)

禍 (伝説の生物)」の記事における「釈迦八相倭文庫」の解説

江戸時代明治にかけて書かれ万亭応賀合巻『釈迦八相倭文庫』(22編)に登場している。似たで、を食う。満腹なときはおとなしいが空腹となり餓える暴れ出し、その力は獅子や虎に百倍するという。 私良摩(しらま)国の達婆太子忠臣・頗羅隋(はらだ)の「悪政をすればわざわいが国に出で来たる」という諫言怒りわざわいというものがもしこの世にあるならば目の前に見せてみよ」とその首を斬る。頗羅隋の息子である賓頭盧びんずる)は「父の首が欲しくわざわい目の前に見せて見ろ」と達婆太子命じられる。「わざわい欲しくば山へゆけ」と子供たちうたっていた歌をたよりにたどりついた賓頭盧山中で正舎利仙(しょうしゃりせん)という仙人から「わざわい」を授かり難題解決するその後、達婆太子は「わざわい」を館で飼育するが、エサとして与えなくなり国中から納めさせる。しかしそれでも足りず空腹となったわざわい」が暴れ出したので、庭に大きな穴を掘り中へ炭を大量におこして焼き殺す。しかし火に包まれた「わざわい」が穴から出て駆け回り、達婆太子の館はすべて燃え落ちてしまう。 22編は表紙挿絵にものような姿の「わざわい」が描かれ焼き殺す先の顛末などからも『旧雑譬喩経』や『宝物集』などにある描写典拠としたことがわかる。

※この「釈迦八相倭文庫」の解説は、「禍 (伝説の生物)」の解説の一部です。
「釈迦八相倭文庫」を含む「禍 (伝説の生物)」の記事については、「禍 (伝説の生物)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「釈迦八相倭文庫」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



釈迦八相倭文庫と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「釈迦八相倭文庫」の関連用語

釈迦八相倭文庫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



釈迦八相倭文庫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの禍 (伝説の生物) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS