酉の市で知られる寺社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 06:48 UTC 版)
「鷲神社」も参照 酉の市は、商売繁盛を願う祭りとしてはえびす講と双璧をなすものであるが、えびす講が京阪神を中心に西日本のみならず東日本でも広く行われているものであるのに対し、発祥の地である関東地方周辺に限局する傾向が強く見られる。なお、明治以降静岡県浜松市、愛知県豊橋市の一部の寺社でも開催されるようになり、近年では名古屋市中村区の神社でも行われるようになっている。酉の市を開催することで知られる著名な寺社には以下のものがある。下記以外にも関東地方南部で酉の市(熊手市)を行う寺社は複数ある。 大鷲神社(東京都足立区) ※江戸酉の市の発祥の神社 鷲神社(東京都台東区) ※関東三大酉の市のひとつで日本最大の酉の市、浅草酉の市が行われる 酉の寺・長國寺(東京都台東区)※浅草酉の市の発祥の寺 花園神社(東京都新宿区) ※合祀された大鳥神社の祭りであり、関東三大酉の市のひとつ 大國魂神社(東京都府中市) ※境内末社の大鷲神社の祭りであり、関東三大酉の市のひとつ 練馬大鳥神社(東京都練馬区) ※毎年11月の酉の日に酉の市をとり行い、数万人の人が訪れ賑わいを見せる。 鷲宮神社(埼玉県久喜市) ※大酉祭の元祖とされ、小規模ながら熊手市も行われる 熊野神社(群馬県前橋市) ※前橋の四大まつりのひとつ、前橋大酉祭が行われる 金刀比羅大鷲神社(神奈川県横浜市) ※酉の市は横浜市の無形民俗文化財 なお大鳥信仰の総本社とされる大鳥大社(大阪府堺市西区)では、11月酉の日に「酉の日祭」の祭礼はあるものの、関東地方のような熊手市や夜の屋台は無い。
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