部族の現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/25 08:02 UTC 版)
植民地政府は僅かに生き残ったピクォート族をミスティック川沿いに強制移住させたが、彼らの人口は増えず、20世紀後期には約200人まで減少し、白人政府はピクォート族を絶滅部族とした。 1983年に部族員が再結集して、ピクォート族の連邦再認定を粘り強く要求。絶滅を取り消し再認定される。 1990年の時点で、679人のピクォート族が居て、現在でも南東部のコネチカット州の2ヶ所に居住している。ピクォート族系のマシャンタケット・ピクォート族(Mashantucket Pequot)が1992年コネチカット州のレッドヤード市にカジノ「フォックスウッズ・カジノ」を建設し、ギャンブル産業を経営した。およそ10億ドル(1100億円)を上まわる利益があり成功している。カジノ産業で得た利益は部族員の医療や教育や博物館などに使われ、ピクォート族の博物館を営んでいる。
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