部族の居住分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 23:56 UTC 版)
先住民の保護活動を行うNGO「サバイバル・インターナショナル(Survival International)」によると、2013年時点で未接触部族が確実に居住している地域は、アマゾン熱帯雨林を中心とする南アメリカ大陸、イリアンジャヤ(ニューギニア島のインドネシア統治地域)、及びアンダマン諸島の3か所である。マレー半島と中部アフリカにも居住している可能性があるが、確認が取れていない。 国別にみると、ブラジルは未接触部族の存在が最も多く確認されている国で、各種調査を通じて77の部族が特定されている。また、ペルーにはおよそ15の部族が存在し、インドネシアには数十、ブラジル・ペルー以外の南米諸国に少数、インドには2つの部族がいると考えられている。 他に、マレーシアに居住する一部のテミアル族(Temiar People)が熱帯雨林の奥深くで外部と未接触の生活を送っているが、「サバイバル・インターナショナル」は彼らを未接触部族と認定していない。
※この「部族の居住分布」の解説は、「未接触部族」の解説の一部です。
「部族の居住分布」を含む「未接触部族」の記事については、「未接触部族」の概要を参照ください。
- 部族の居住分布のページへのリンク