遺棄化学兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/24 13:29 UTC 版)
詳細は「遺棄化学兵器問題」を参照 516部隊関連のものに限らず、日本軍の生産した化学兵器が、敗戦直後に中国領内に遺棄されたのではないかといわれる。日本政府の主張では、その多くが集められたハルバ嶺には30~40万発の化学砲弾・化学剤容器などが埋没されたほか、中国各地にも存在するとみられ、ハルバ嶺以外では2007年2月までに3万7千発が日本の事業で回収された。中国政府は、1990年に日本政府に対して、遺棄化学兵器の処理を非公式に打診した。日本政府は、1991年から現地調査などを進め、1995年の化学兵器禁止条約批准の後には、同条約の規定に基づいて残存する化学兵器の処理を進めている。
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