遠隔操作無人機の飛行実証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 22:48 UTC 版)
「航空測量」の記事における「遠隔操作無人機の飛行実証」の解説
2020年9月から11月までの間、海上保安庁は、青森県の八戸飛行場(海上自衛隊八戸航空基地)にて遠隔操縦無人機SeaGuardian(シーガーディアン)を運航した飛行実証を実施することで「海上保安体制強化に関する方針」に基づき、広域の海洋監視が伴う海上保安庁の捜索救助や災害対応、海上法執行活動などの業務でのRPAシステムの有効性を検証。SeaGuardianのシステムは、逆合成開口レーダー(ISAR)イメージングモードを備えたマルチモード海洋表面探査レーダー、AIS(自動船舶識別装置)情報の受信機、光学カメラと赤外線カメラを搭載した高精細のフルモーションビデオセンサー等で構成。本機は、当該センサー機能により、数千平方海里上の船舶の情報をリアルタイム検出・識別が可能。また、搭載するレイセオン製のSeaVue海洋表面探査レーダーは、船舶ターゲットの連続追跡に加えて、AISトランスミッターのレーダー追跡と連動。 無操縦者航空機の飛行実証期 間:2020年9月頃から11月頃まで 場 所:八戸飛行場(海上自衛隊八戸航空基地) 委託業者:アジア航測株式会社 使用機体:ゼネラル・アトミックス社 シーガ―ディアン(MQ-9B)1機
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