遠江石谷氏とは? わかりやすく解説

遠江石谷氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 01:09 UTC 版)

石谷氏」の記事における「遠江石谷氏」の解説

遠江国佐野郡西郷石谷現在の静岡県掛川市)を本貫とする石谷氏藤原南家為憲流二階堂氏流れを組むとされる戦国時代から江戸時代にかけての武家一族しかしながら石谷氏の祖である石谷政清曾祖父二階堂行晴以前系図は明らかではなく、『寛永諸家系図伝』に拠れば二階堂行秋因幡守、法名:行欽)-二階堂行晴-西郷清-二階堂清長石谷政清とされている。西郷民部少輔二階堂行秋の妹との子の内、次男である行晴が二階堂行秋の後を継いだとされ、石谷氏称した清に至るまで何度も苗字変更しており、政清自身当初西郷氏称していたとされる。政清が名字改めたのは石谷村移り住んだことに由来するとされるが、一説には徳川家康側室西郷局に憚ったためとも伝えられている。なお、石谷氏血族である西郷氏については、『掛川市誌』などに拠れば遠江三十六人衆数えられ山科家地頭代として西郷庄に影響のあった西郷氏関連性見受けられるものの、俗説にある三河西郷氏との関連性不明である。基本的な家紋は、遠江石谷氏の由来である石谷村九つ巨石名字石、家紋石、九曜石)にちなみ九曜星だが、桑原政重系統石餅九曜・追沢瀉であるとされる安倍七騎数えられる石谷氏石貝氏)の石谷重郎左衛門は、遠江石谷氏の一族伝えられ今川氏武田氏仕えた後、徳川氏仕えたと言われる

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