運用上の利点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 03:38 UTC 版)
「論理ボリュームマネージャ」の記事における「運用上の利点」の解説
ファイルシステムを問わず、論理ボリューム単位でスナップショットと呼ばれる論理イメージを作成することが可能である。 これにより、特にDB領域のフルバックアップ作業や、バックアップツールの運用において有利な対応を取る事が可能となる。ただし、サードパーティ製のバックアップソフトウェアを利用する場合、この機能は特に必要とされない場合が多い。 また、一度設定した領域の動的な拡大・縮小が可能であり、システムを停止しないという基幹系運用上の必須作業要件(一般的な企業では通常の業務時間帯に限られる)を満たしながら、一部のメンテナンス作業を実施する事ができる。 これらの機能が、中・大規模の企業系システムでは必須の機能の一つであると言われることもある一方、障害時には LVM が復旧をやや面倒にする場合もあることから、LVMは採用しないという企業があるのもまた事実である。
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