逸話と伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/16 06:01 UTC 版)
アリー・ハーディーはペルシア語、スラブ語やインドの言葉、ナバタイ語に通じ、さらに不図の嵐、さらには人の死などさまざまなことを正確に予言した人物として記述される。これに関してカリフ・ムタワッキルがアリー・ハーディーを辱め獄に落としたとき、アリーはカリフを呪詛して3日以内にカリフが亡くなるとし、この予言は正確に現実のものとなったということが伝えられている。また、ムタワッキルの面前にイマーム・フサインの娘ザイナブを詐称する女性がいたが、アリー・ハーディーは、ライオンはアリーの子孫を襲わないということを証明するためにライオンの巣に降りてゆき、これをみて恐れた女性の覆いものをはぎ取って、その偽りを暴いたという伝承もある。 アリー・ハーディーの著述としては、人間の自由意志についての宗教的論文その他の短いテキストが、ハッラーニーの著述に引用されているものがある。 十代目イマーム・ハーディーが言った。 「現世では財産を持つことで、来世では善行を保持することで人々は尊敬される」
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