週刊文春の報道
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「上海総領事館員自殺事件」の記事における「週刊文春の報道」の解説
事件から2年余り過ぎた、2005年12月27日発売の週刊誌・週刊文春(2006年1月5/12日新年特大号)の最終ページの項での掲載が、この事件の一報となった。『小泉首相、麻生外相も知らない「国家機密漏洩事件」』と題されたスクープ記事では、外務省職員からの取材を基にしたとされる事件の概要および、日本国政府首脳への取材内容が記されている。 事件発生当時、官房長官を務めていた福田康夫および、外務省が抗議を行った時点での官房長官細田博之は、週刊文春の取材に対して、外務省からの報告は受けていない、と述べている。さらに、川口順子外務大臣の後任である町村信孝や麻生太郎にも、事件についての引き継ぎはまったくなされていないことが明らかとなった。 外務省関係者のコメントとしては、杉本信行総領事は病気療養中、伊原純一駐米公使(監察査察担当参事官より異動)は、事件の発生と自身の調査団としての派遣を認めたが、北島信一OECD大使(官房長より異動)は、「ちょっと記憶にない」「上海総領事館の方ですか? ちょっと覚えていない」と述べたと記されている。
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