連絡回線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 05:38 UTC 版)
ラジオ・テレビとも、現場と演奏所の緊密な連絡が必須である(番組制作は多くのスタッフのチームワークにより成されるものであり、特に中継放送の場合、その番組内容の良否はスタッフの意思疎通がいかに円滑に行えるかにかかっている)ことから、演奏所と現場が連絡を取るための回線が別途構築される。送受信の方式は上記に準じ、有線、無線様々である。進行台本・原稿等の紙ベースの情報を送受信するために、FAX専用の電話回線を用意することもある。 特に大規模な中継放送を行う場合には、スタッフ別の回線が複数構築される。プロデューサーあるいはディレクターと現場との連絡回線を制作連絡回線と呼ぶ。技術スタッフ同士が連絡を取るための回線を技術連絡回線と呼ぶ。 近年、複雑でテンポアップされた番組構成に対応するため、中継回線(連絡回線に対し、放送素材回線、本線ともいう)よりも複雑な連絡回線を構成する傾向がある。
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